皆さん、こんばんは。
第247回の呉の福の会、ご案内申し上げましたところ、このように大勢ご参加いただきまして誠にありがとうございます。

もう明日あたり梅雨入りかという話もあり、「五月雨を　集めて早し　最上川」という、芭蕉の有名な句が思い出されるわけですが、清酒、日本酒にとりましても今の時期、大切な時期です。
酒米で有名な山田錦は現在、全国で田植えの真っ最中のようですが、この近くではもう山田錦の田植えは済んだという報道がされたりしております。広島の代表的な酒米は八反錦といい、これは安芸の高田、あるいはその周辺の県北の辺りで栽培されているようで、千福さんもたくさん使っていらっしゃるそうです。

酒米は、我々が一般的に炊いて食べる食用米とだいぶ違いまして、まず第一に値段が高い。その次に、食べてもあまり美味しくない。それから三番目に稲の背丈が高いので倒れやすい。ということで、随分作りにくい稲だそうです。
これから先の天候が順調であれば、来年の千福もまた相当期待してもらっていいということのようです。まだ先のことなので、そういうことを祈りたいと思っております。

それでは今宵もまたいろんな千福をご用意させていただいております。どうぞ、ごゆるりとお過ごしいただいて、簡単ではございますが挨拶に代えさせて頂きます。本日はどうもありがとうございました。

皆さん、こんばんは。
今日はお伝えしないといけないことがたくさんあります。

まずは、全国新酒鑑評会で「呉宝庫」「吾妻庫」と、金賞を二ついただきました。大変ありがとうございました。
ちなみにこのお酒は、まだ瓶に詰めておりませんので、本日は出ておりません。もう少しお待ちいただければと思います。

それと二つ目です。第38回広島広告企画制作賞の、グラフィック1平面印刷の部で金賞をいただきました。皆様の後ろ、入口にあります5枚一組のポスターです。弊社の160周年と千福という名前が生まれた100周年、それがちょうど同じ年ですので、それを引っかけて作りました。
よく見ると100とか、160とか書いてありますので、あとでご覧ください。創業者の奥さんフクおばあさん、初代三宅清兵衛の奥さん千登さん。千福の名前の由来のお二方の写真が、中央のポスターに出ております。ご本人ですので、ご報告をしておきたいと思います。

それと、テーブルの上に緑色の見慣れない紙のパックがあると思います。これは糖質オフなんですが、面白い賞をいただきました。全日本国際酒類振興会主催のレギュラー酒のコンテストです。吟醸や純米や本醸造という特定名称酒を除いた、いわゆる普通のお酒。
100点満点で点を付けたとき90点以上が全部一位になります。85点以上は全部二位、80点以上が全部三位。それ以下だと等外になります。オフパックは、第一位に輝きました。ありがとうございます。
当然、糖質オフですので、味は少ないです。はっきり言って、のんべえさんには向きません。絶対「薄い、これは酒か」と言います。でも糖質オフですから、それは当たり前だと思ってください。普通のお酒を飲める人は普通のお酒を飲んでください。普通のお酒を飲んだら良くないという人向けです。できるだけ美味しくしてありますが、誤解のないようにしていただきたいと思います。

それでは、すみません。ちょっと長くなりました。乾杯にいきたいと思います。
それでは皆様方のご健康ならびにご健勝を祈念いたしまして、杯を上げさせていただきたいと思います。ご唱和ください。それでは、乾杯！！どうもありがとうございます。